水上温泉郷宝川温泉 汪泉閣

群馬県|2011/04/25 posted.

 雑誌にはあまり掲載されていませんが,川の側に湧く温泉として割と有名な温泉だと思います。水上温泉からさらに山奥に入った秘湯です。秘湯を守る会には入っていません。東京からだと3時間半程で行けます。途中の水上温泉もぐるりと見て来ましたが,外装の修理もままならない経営の苦しい温泉ホテルが多そうでした。しかし,汪泉閣は正に昔の温泉旅館のドーンとした風情で廊下や階段の作り込みもスゴイのに何と10000円で写真の本館の3階に宿泊できました。でも別館は,手前にあって写真に写っていないのですが外観は湯治旅館の感じでボロいです。ただし別館も中は改装されていて,すごいキレイです。夕飯の食事処は竹林をイメージして竹に囲まれているので一応個室ですが,隣との間は隙間があります。暗いので,気にはなりません。居酒屋の座敷みたいな感じでした。朝食は別会場で明るい所でテーブルが並んでいました。このとき宿泊客が結構いたことを知りました。夕飯は熊汁が食べられるということで楽しみにしていましたが,熊肉の量がウェブぺージで見るより少なくガッカリしました。ウェブぺージは多く写っているので騙されないで下さい。騙すといえば,別のお客さんが,電話で桜が咲いているかと宿の人に問い合わせたところ,たくさん咲いていますよと言われたのに,ほとんど咲いてないと文句を言っていました。途中の高速道路は確かにたくさん咲いていましたが,お客様を大切にしないとリピートはしてくれません。まあここは豪快に流れる川の側で温泉に入れるという特色があるから人は絶えないんでしょうけど。その温泉は確かにいいです。無色ですが成分は濃く湯の華もほんの少し出てました。温度も熱いので,大露天風呂もあたたかいです。大露天風呂は混浴メインですが女性はバスタオルを巻いて入浴できます。さらに女性専用の露天も内湯もあります。外国人が少し訪れていました。外国人はこうゆうの好きそうです。この旅館では,熊を飼っていて,オリの中にその姿を見ることができます。熊肉を食べる前に見るのは何ですが,その熊は保護しているそうで,また人間に飼われてしまうと餌を自分で取ることができなくなってしまうので,野生には返せないとの事がオリの前に書いてありました。

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