万座プリンスホテル

群馬県|2011/07/13 posted.

 万座プリンスホテルは雑誌などによく載っているので有名だと思うのですが,ウェブサイトはプリンスホテル全系列が載っていて,百貨店のウェブサイトにありがちな,細かいところまでぺージ数の関係で載せられない仕様なので,1つ1つは雑な作りになっていますから,詳細に報告します。このホテルはとりあえず想像より遠いです。東京から軽井沢までは2時間半で行けるとして,軽井沢からさらに先があります。万座ハイウェーを使って2時間かかります。片道1020円です。途中の浅間山の近くを通る道路は景色が良いです。観光地の鬼押出し園もそこにあり,外国人に人気なようです。嬬恋キャベツ畑の上を通る形になります。初回に来るなら1020円を払っても万座ハイウェーを来て損は無いと思います。別の来方として,万座ハイウェーを通らずに下道を来る方法もあり,軽井沢の山頂にある店々を見ながら来ることになり,広い嬬恋キャベツ畑も見ることができ,なかなか良いです。さらに別の来方として,時間はかなりかかりますが伊香保温泉の方から,有名な草津温泉の湯畑を見て草津白根山を越えて来れば万座ハイウェーの往路の1020円はかかりません。草津白根に登る道は,晴れていれば良い眺めです。ただし,草津白根山ラインは冬季閉鎖です。万座ハイウェー復路無料券が付いたプランもホテルがやっているはずで,そのプランで泊まると帰りにもらえます。さて,万座プリンスホテルの印象ですが,プリンスホテルグループの印象から離れて,外壁と内装が意外と古いです。外壁はちょうど改装をしていました。部屋は改装済みなので,快適です。16080円で本館に案内されました。高層階だったので,部屋からは割と有名な空吹きという,温泉の蒸気だけが噴出する場所を遠くに見ることができました。空吹きは露天風呂から見ることができます。温泉は標高1800m雲上の露天風呂の木の杭のささった,雑誌などで有名な風景ですが,過度の期待をし過ぎると,反対の山の舗装道路が見えたり,設備そのものは古いので,期待を大きくし過ぎない方が良いです。しかし,白く濁った硫黄泉は匂いと共にかなり強いです。ちなみに,この源泉は山頂に向かって徒歩で15分程の所にプールのように存在するので,散歩に良いです。実は南館と呼ばれる建物に小さな風呂場もあります。南館へは斜行エレべーターで下って行くので,ちょっとしたアトラクションです。斜行中の窓からはホテル所有のテニスコートが離れて見えます。利用してないようで草が少し生えていました。そういえば,ホテルの真ん中にあるプールも水が張ってなく古くなってました。中庭のプールくらいは改装したほうが良いと思いました。それはそうと,南館の風呂場はナナカマドの湯と名付けられていてナナカマドの木々が見え,隣の山も見え山の中の雰囲気です。山が好きな人には,こちらも穴場的に良いです。夕食は洋食コースにしましたが,普通の料理でした。朝食はバイキング形式で,洋食と和食がありました。平均的なバイキングでした。外壁の改装が終わった後ならこの値段は妥当なのではないでしょうか。ちなみに,冬に行ったことが無いので分からないのですが,冬は4駆車でないと厳しいシーンがあるかもしれません。

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