観光PRでも湯西川は平家を押しているのですが，そのイメージから離れてしまっているのが残念です。お土産売り場にも平家を思わせる土産は無いに等しかった。世間には歴史好きな方々も多いと思われるので，もっと平家をアピールして欲しいです。湯西川の街中も平家の里を除いては，いたって平凡なので，歴史を当てにして行ってはいけないです。昔は川沿いに茅葺き屋根の土産屋や食事処が数軒あったと聞きましたが，今はほとんどがトタン屋根に代わってしまってます。観光パンフレットには昔の写真のまま載っていたので少しガッカリしました。保存は金がかかるのでしょうが，町のお金を使ってもやるべきです。東京からは遠いので，湯西川ダム建設工事に便乗して大きな近道が作られていますが，ここは例外的に，細い山道を時間をかけて山の中に入って行く感覚が良いと思うので，それはどうしたものかと思います。落ち武者感も無くなってしまいます。元々遠いので，ほんの少し近くなっても遠いのは変わりません。料理だけ落ち武者いろり料理を出しても，満足感は減少です。とはいえ，9800円で通された部屋は，落ち着いた歴史のある建造物で，清潔に清掃されていて，静かな部屋を希望した要望もしっかり伝えられていて大変満足でした。お風呂は何といいましょうか，洞窟風呂とでも申しましょうか子供なら満足しそうです。料理は夏で暑かったので名物の落ち武者いろり料理は止め，おいしかったけど普通の旅館料理にしました(写真は,いろり料理)。秋に落ち武者いろり料理を食べに行くつもりです。町おこしに期待します。